INTERVIEW

社員紹介

Y.HONGO

製造部部長|小野工場担当

ハイレベルな溶接技術獲得を求めて

入社8年。製造部部長として小野工場で勤務しています。溶接技術を活かし、さらにハイレベルな仕事がしたいと考えていた時、玉井鉄工所に出会いました。こんなにも大きな工場で、どれだけの人がどんな仕事をしているのだろうと強く惹かれ、ここで、さらに溶接技術を磨き、技術者として働きたいと入社を決めました。弊社で扱う鉄材は厚板。以前勤めていた会社で扱っていた薄板とは異なる技術が必要で、入社当初は、戸惑い失敗することもありました。しかし、その度に先輩方が分かりやすく、厚板を扱うコツを教えてくださいました。こうした経験を通じて、幅広い溶接に関する技術・技能を自信を持って後輩達に伝えています。

互いに高め合える理想的な職場環境

私は、出荷した製品の不具合を修正しきれなかったという失敗をしたことがあります。お客様から不具合の連絡を受け、即座に手直しに伺いましたが、結局直すことができず、製品を廃却することになってしまいました。私たちの扱う製品は、ミリ単位の正確さが必要になります。これを実現するために、製品納品後、最終調整を行って誤差を修正する技術が必須です。この時の誤差も2mm未満の小さなものでした。しかし、この誤差をどうしても修正しきれなかったのです。悔しい経験でした。しかし、上司や同僚がこの失敗を次に活かすために共に考え、より高みを目指すために何度も前向きな試行錯誤を繰り返してくれました。今、この失敗は常に仲間と前向きにチャレンジし続けようという現在の私の仕事への姿勢につながっています。

後輩達がより働きやすく明るい職場に

現在私は、小野工場製造部部長として、製缶課・機械課の工程、進捗を把握し、全体の仕事が円滑に進むよう調整・管理をする役割を担っています。全体を統括する立場になって思うことは、全ての経験が今に生きているということです。落ち込んだ失敗でさえ、仲間との絆を深める大切な経験になっています。指導する立場に立つことも多くなり、今は私が社員皆の意識を高め、よりハイレベルで正確な技術を伝える責任があると感じています。教え、伝えてもらったことを次世代へ伝えることを使命に、私自身も失敗を恐れずチャレンジをし続けます。20代、30代のチャレンジ精神旺盛な方、溶接未経験でも歓迎です。一緒にチャレンジしていきましょう!